如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

ネットにおけるニュース配信のあり方について自分用メモ

 ネット上ではFacebookをはじめとして、Googleなど列強の影響が届かない「閉じられた系」において情報をやりとりすることが主流になりつつある。
 誰でも閲覧できる従来の「開かれた系」は、Googleの天下。しかし、この系はいわゆる「フリーミアム」モデルに依存しており、マネタイズについては不確定要素が大きい。よって、ネット上での情報ビジネスは「開かれた系」ではなく「閉じられた系」を重視する局面に来ているのかもしれない。いうならば、GoogleではなくFacebookへのシフト。
 ニュースメディアはどこに立つべきか。系の変遷を考えると、日本経済新聞や朝日新聞が進めている電子新聞は「囲い込まれたソース」であり、「開かれた系」からも「閉じられた系」からも隔絶した場所にある。
 ネットユーザーは、仕入れた情報・ソースを自らのタイムラインに流し、「シェア」することで消費している。いわば、新しい「井戸端会議」の形が、FecebookやTwitter上でできつつある。よって、「囲い込まれたソース」は「閉じられた系」のタイムラインへと持っていく「シェア」ができなければ消費することができないし、ニーズも発生しないのではなかろうか。
 「囲い込まれたソース」はマネタイズの側面からは有効と思いがちではあるが、ネット上での消費の観点からは疑問が残るモデル。「シェア」と「囲い込み」が両立・共存できる仕組みが構築できれば面白い。しかし、大手や中小問わずニュースメディアはこの仕組みを模索しているが、現段階では答えが出ていないと見て間違いない。少なくとも「囲い込み」のモデルが崩れるのは確かだろう。