如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

テレビもネットもお金をもらう構図は変わってないという

 インターネットの上をめぐり歩いていると「これでもか、これでもか」というほど、GoogleアドセンスのバナーやAmazonの商品リンクが張ってあるウェブサイトが増えたなあと思う。

 もちろん収益を目指しているのだからいいのだが、企業のサイトもまぶしくて目がチカチカするほどいろいろと張り付けてあるとちょっと「引く」。「品がない」とまでは思わないけど「必死だなあ」とは思う。

 自分はわりとサイトの全体的なデザインを見て、あまり広告がないすっきりとしたサイトが好みだ。だいたいそういうサイトはコンテンツもしっかりしている。全体的な美的意識がきちんとコンテンツにも反映しているのかなあと思う。

 テレビ番組を見ていて「CMがうっとうしい」とかいう言説がネット上でよくあるけど、やたらとペタペタと張り付けてあるアフィリエイトリンクを見ると「形は違えどどっちも一緒なのかなあ」と思う。結局はコンテンツの隙間に広告をねじこんで、そこからお金をもらうようにするというモデルは変わっていないのだなあという至極当たり前な結論。テレビや新聞といった従来のメディアとそういったウェブサイトは対立関係に見られがちだけれども、収益化という部分では全く同じモデルであり、それを抜け出すにはどうすればいいんだろうかなあと途方に暮れる。

 ではまあ、このブログはどうなのかと言われればね、という。