如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

我々はマック赤坂氏の天使姿を面白がっていていいのだろうか

 都知事選の話題が尽きない。

 政見放送マック赤坂氏が天使姿で出てきて話題になっている。

 赤坂氏はこういうキャラクターでいわゆる「泡沫候補」「インディーズ候補」として何度も各地の選挙に出ているのはご存じのこと。そしていつも政見放送にとんでもないコスプレをして登場するということで毎回話題にあがる。

 しかし、よく考えてみるとわれわれはそんな赤坂氏の姿を面白がっていていいのだろうか。

 他候補も含めてとんでもない候補者ばかりなのもどうかと思うが、曲がりなりにも東京都のトップを選ぶ選挙なはず。そんな選挙の政見放送に天使のコスプレで出てきて、それを見てわれわれがゲラゲラ笑う。

 選挙ってこんなに軽いものだったろうか。

 理想論ではあるが、候補者はもっと政策で戦わなければならない。しかし今回の都知事選はそろって政策でピントずれしている候補ばかりなのはよく言われていること。

 投票するわれわれ(おれは都民じゃないけど)は本来ならば、都政に合わない政策を軽々しく掲げるそんな候補者を許してはいけないのではないか。そして、投票するわれわれはそれができているのか。候補者だけでなくわれわれも軽いのではないだろうか。

 赤坂氏を批判するつもりではない。しかし、赤坂氏を面白がっているだけのわれわれの姿は、何か軽くなってしまった選挙の象徴に見えてならない。

 それはそれ、これはこれと言われればそれまでだが、民主主義の根幹の一つである選挙をわれわれはただのイベントとしてしか見ていないのではないか。候補者はその反映なのかもしれない。

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