如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

NHKの内部告発ブログを見て「どこもいっしょ」とつっこむなど

 NHKのことを調べていてたまたまこんなブログを見つけた。

 NHK就職への道 2014(NHK職員採用情報集since 2008)

 おそらく本物のNHK職員が書いていると思われる内部告発ブログだ。面白おかしく書かれている部分もあるがリアリティが伝わってくる。面白い。

 この中でNHKという組織のひどさがこれでもかと書かれている。面白くて一気に全部読んでしまったのだが、確かにこれを読むとNHKのイメージがちょっと変わるかもしれない。

 激しい派閥抗争やパワハラのたぐい、業務の苛烈な様子や下がり続ける賃金の話など盛りだくさんだ。

 しかしながら、読んでいて思ったのは「どこの組織も同じだな」ということだ。程度の差こそあれある程度大きな会社などの組織でこういったことはある。

 それだけに、このブログを書いている人もずっぽりと「NHKの中の人」なのだなということを感じずにはいられない。「NHKはこれだけひどい」と自慢するかのように書いているが、どこの組織もそんな感じであって、かえってNHK以外のことを知らないという面をさらけだしてしまっている。

 内部告発とは「そんなんどこもいっしょだよ」と突っ込まれてはいけないもの。