「ブログ文体」っていうのがあるんじゃないかという話
いろいろなブログを読むうちにブログ特有の文体があるということに気がついた。
自分は長々と難しく書いて段落が数行にわたることがある。
しかし、多くのブログ、その中には人気を集めているものもあるが、そういう書き方ではない。
いま書いているように一行一行が短く、だいたいは一段落に1文で有ることが多い。
ちなみに分かってやっているのかどうか、文頭には一字空きを入れない人も多い。
これはどういうことなのだろう。
きっと「文章を書く」というより、「語る」という行為に近いのかもしれない。
パソコンに向かいながら、自分の頭の中に思いついたことを打ち込む。
そして、打ち込みながら考える。
アメブロあたりなんて、文を詰めれば数行ですむことが画面をスクロールしないといけないくらい改行を入れて書いている。
ブログ特有の文体だ。「ブログ文体」とでも言おうか。
でも、この書き方って、本来「段落」というルールが持っている意味をスルーしている。
段落はただ読みやすさのためだけでなく、段落にまとめることにも意味があるはずだ。
一つの段落にいくつかの文がある。つまり、それらの文の関係性を示している。
そして段落が変われば、別の話題になるという意味づけがある。
ぼくはそう考えている。
とはいえ、否定はしないけど場合によっては損をする書き方だ。
ていうか、この書き方って慣れないわー。