如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

「新社会人へのメッセージ」的なブログを読むときに気を付けること

 この時期になると、いわゆる「新社会人」に向けた記事を書くブロガーが激増する。

 まあそれはいいとして、読んでみるとまだまだ季節ネタと思いつきでしか書いていない人が多いと感じる。内容にそれほど重みを感じないのだ。

 新社会人に向けたメッセージを書きたがる気持ちは分からないでもない。純粋に応援をしたいという思いがあるのだろうが、社会人の先輩として、上から目線な感じを行間から漂わせている記事も散見される。はてさていかがなものか。

 職場でも新卒の若手が入ってくると、急に先輩風を吹かす人は少なからずいる。その心理は、優越感からきているといって間違いないだろう。「おれはもう何年も働いてるんだぜ~」みたいな上から目線だ。

 ブログ界隈でもそんな人たちがいる。はてさていかがなものか。

 こういった記事を読む上で気を付けたいのは、そういった上から目線な要素をいかに見つけて排除できるかという点に尽きる。だいたいこういった人たちは、自分の苦労話を書いた上で「みんなもがんばれよ」みたいな薄っぺらい内容であることが多い。

 要するに居酒屋トークなのだ。

 本当に新社会人にとって有益な記事は、そもそも「働くこととは何か」ということや「社会に出るのはどういったことなのか」というテーマをきちんと設定しているのが分かる。そこから、自身の経験などを通して新社会人に激励のメッセージを送っている。

 一方の居酒屋トークブログは、ほんともう居酒屋状態。いやな上司が酔っぱらって、聞いてもいない自身の武勇伝を引っぱり出し、「まあおまえもがんばれよ」で終わる。こういった文脈の記事は読んでも何もこちらの心に残らない。

 町でまだ真新しいスーツを着た、新社会人らしき若者を見るとぼくは「がんばって」って思う。でもブログで上から目線の記事を書くつもりはないし、おれの話なんて聞いたってなんも役にたたないし。

 せめて、居酒屋トークな記事だけは真に受けないように注意をうながすことしかできないわけだ。上司先輩の本物の居酒屋トークもそーとーきついけどなぁ。

「できる上司」と「ダメ上司」の習慣 (アスカビジネス)

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