便利が行き過ぎるのもいかがなものですかねという話
自分がガキのころにくらべたら、ホントに便利になったなあと思う。まずPCひとつとっても、インターネットなんてものは無かったし、その影響力たるやもうそれなしにはいられないという状態だ。
また、携帯電話の出現も大きいなと思う。まさに一人一つのツールになっているし、これほどまで短時間のうちに人々の行動にホントに密接になったツールもないんじゃないかなと思う。
ホントに便利だもんね、スマホ。だいたいの情報が手に入るし、こんなに便利な暇つぶしツールはない。
でもなんか、電車の中とかでみんなそろってスマホいじっている光景を見ると、なにかこう「便利の行き過ぎ」みたいな感じになっているのかなあとも感じる。そんな光景の一部になりたくないから、意地でも自分はスマホを使わなかったりね。まあそれはどうでもいいけど。
スマホに限らずだが、ツールを使いこなしているつもりが、いつの間にかツールに自分が使われてしまっているということはないか、この辺は気をつける必要がある。
便利であるという一線を越えてしまい、ツールが自分の行動の中心にあり、それによって行動が定められてしまう。そんな人、いない?
いわゆる「中毒」とか「依存症」とか呼ばれる状態のことだ。
でもなんか、特にスマホのゲームあたりの界隈なんかそうだけど、サービスやツールの提供側がそうやってユーザーの中毒とか依存症を前提にしているようか感じがする。ユーザーを依存症にすることによって、お金を吸い取るようなイメージ。便利を通り越して、ツールやサービスによってユーザーの行動を規定して、お金を吸い取る仕組みをつくる。そんな感じがしてならない。
ビジネスモデルとしてはアリなのかもしれないが、倫理的にもそうだが、そもそもそういう社会・経済は果たして持続的なのかどうか。みんなで消耗していくだけのような気もする。
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