如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

「オリジナル」で「本物」のコンテンツがネットから消えていくその始まり

 キュレーション(笑)という名のパクリ行為ビジネスがネット上で続いていくと、コンテンツを作れる能力を持つ人が、作品をネット上で公開するインセンティブが激減する。よって、ネット上にはきちんとしたコンテンツが無くなっていき、パクリとリライトがされ続けている中古コンテンツというゴミだけが氾濫するようになる。

 では、ちゃんとしたコンテンツはどこにいくのだろうか。有料のメルマガだとか形態はともかくとして、お金など何らかの対価を払わないと見ることができないところに隔離されていくのではないか。そして、コンテンツはある程度守られる。また、ネットを離れて再び印刷メディアに戻っていくなど「先祖返り」する可能性もなくはない。いずれにしても、ある程度対価を支払わないとリーチできないところに良質かつ本物、オリジナルのコンテンツが集まっていくのではないだろうか。

 一部の馬鹿のせいで、せっかく便利なネットが不便になっていく。悪徳企業DeNAのアレはそのきっかけになるのかもしれない。

盗賊会社

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