「クリぼっち商戦」から漂う腐敗臭
「クリぼっち」って言葉があってだ、それを狙って商売をやろうとしている人が出てきていると。
何が「クリぼっち商戦」だよ。
こうやって「商戦」などといって商売のタネにしようとしている時点で、「クリぼっち」という単語が生まれた経緯や背景、そしてそれを使い始めた人民たちの意図がわかっていない。そして、「クリぼっち」という単語はすっかり商売のタネにされることで腐ってしまった。陳腐に消費されてしまったのである。
これは「クールジャパン」とかいって行政がサブカル方面を持ち上げ始めた時点で「クール」じゃなくなっているという現象と一緒だ。冷凍品がずっと外に出されて溶けてる感じ。
いずれにせよ、あらゆる概念や動向、現象はカネのために消費される。そして腐っていく。その繰り返しなのだ。