「ネット通販が安い」とうかれている人たちを見て思ったこと
こんな記事を読んだ。
まだAmazonが最安値と思って買ってるの?今や情強の御用達はヨドバシ・ドット・コムですよ。 - すりゴマ・ドットコム
この安さの裏には、どれだけの人たちのつらい労働があるのかという点は忘れずにいたい。それを忘れてうかれるのもいかがなものかなと。
アマゾンの現場労働の厳しさは有名だ。まさに人間扱いをされていないという。そういった人格を無視したような労働環境こそが、安さの要因で多くを占めているのが分かる。
確かに安くモノを手に入れることはいいことではある。そこには経営努力や新しい技術導入でコストを安くするという点もある。
しかし、一番末端で働く人たちの労働環境をないがしろにしているという部分も多い。折しも「すき家閉店祭り」で露呈したような、安い飲食店の末端の厳しさは依然として残っているということだ。
繰り返すが、安くモノを手に入れるのは悪いことではない。とはいえ、限度というものがある。あまりに安い商品には理由がある。
それを忘れてみんながみんな安い商品に走ったらどうなるか。どこか見えないところから、社会が崩れていく。
安易に安い安いで喜ぶのもいいが、ちょっと落ち着いて考える時代ではあると思うのだが…。