如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

勝負運が強いってのは、前もって準備ができているかということ

 勝負運が強いってのは、何かオカルト的な第六感みたいなものがあるというわけではなくて、要するに勝負事に対する準備ができているかという点に過ぎない。

 投げられたさいころの目がどれになるか。それを当てるような純粋な賭け事になると、さすがに準備のしようがないが、それでもそれぞれの目がでる確率が1/6という知識があるのとないのとでは違う。そういうことだろうと思う。

 この場合の準備というのは、いかなる局面に追い込まれても、それを想定した何か対策を前もって考えているかという点。いざ勝負という段になって、前もって想定可能な部分について思いを巡らしておいて、少しでも不確定要素の残る部分を減らす。そうすればそれだけ、勝てる確率は増えるというものだ。