貧乏人相手の商売は嫌だね
仮に一つの物を売るとして、だ。
相手が金持ちか貧乏人かを問題とする。同じ物ならば、金持ちの方が高く売れる。同じコストで儲けることができる。貧乏人はギリギリまで値切ったり、安物を探して無駄なコストを使う。そういう連中なので、同じ物を売ったとしても儲けは少ない。
一般化すると、同じ商取引をする場合、原価や諸経費などコストが同じならば、金持ちに少しでも高めに売りつけた方が儲かる。貧乏人相手は損をすると言ってもいいだろう。
とはいえ、みんながみんな金持ちではないし、むしろ性根腐った貧乏人だらけの世の中だ。
そこででてくるのが、薄利多売な訳だけど、これはこれで売る側が消耗戦状態に陥る。今の小売とか外食の苦境を見るとよく分かる。
持続性のないビジネスモデルだと思う。
金持ち相手のモデルと貧乏人相手のモデルを比べた場合、その機会費用がいい感じに均衡する点を見つけるのがポイントになるのだろうが、それがなかなか難しい。
商売ってそのせめぎ合いなんだろうなと感じるね。
結論:貧乏人相手の商売は嫌だね。こっちも性根腐るわ。