如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

英語だとかは「何をやるか」でなく「どうやるか」だという話

 よく「英語できるようにする○○の方法」みたいな記事がある。ブックマークがたくさんついてたりして、盛大に釣られているなという印象しかない。

 それらを観察すると、だいたい内容は一緒。「文法」と「単語」、あとは「発音」。そして長文読解に洋書を読みましょうみたいな、そういう流れ。そりゃそうだ、ほかに方法あるか?

 英語に限らず、基本を固めて応用に離陸するのなんて当たり前のこと。それを定期的に誰かがブログにまとめてアップする。そして、プライドだけは高くて努力しようとしない人たちが喜んでブックマークをつける。ブログ書いた人は参考書のアフィリエイトで儲けるわけだ。良くできている。

 最初のうちはそれに釣られているのもいいだろうけど、そんな同じ内容のいろんな記事がブックマークの肥やしにしているうちは英語どころか何にもできないよ、と。そろそろ釣られる側でなく、せめて釣る方にいきなよってくらい。

 「何をやるか」なんてのはみんな一緒。本当の問題は「どうやるか」である点を考えておかないといけない。参考書を買ったって、やらなければ意味がない。どうやったら継続してできるか。モチベーションを保つことができるか。そこを追求しないといけないのに、みんなやらずにブックマークだけする。しまいには、やらない英語の参考書が山積みになったままほこりをかぶっている。心当たりある人、多いでしょ。

 くどいようだが、フォーカスしなければいけないのは「どうやるか」。ここだよね。