如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

「○○社を辞めました」ブログに感じる選民思想

 退職を一大決心のすごいことと思っているからこそこういうエントリを書いちゃうが実はそんなことない。だけどそれを知らないから「自分すごい」ってなる。世界が狭いのだ。

 転職などで会社辞める人なんてけっこうたくさんいる。そういう現実を知らないから「おれすごいでしょおれすごいでしょ」になっちゃう。ちょっと待てと。

 そういうエントリ書いちゃう裏には、退職という一大決心ができない人たちへのあてつけが、無意識のうちにあるのではないか。むしろ無意識だからこそ書いちゃうんじゃないのか。

 そもそも「あなた誰?」な人の退職報告なんて読みたくないし、そんなことより自分のことでみんな精一杯なんだよ。