如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

2012-01-01から1年間の記事一覧

完敗:ニーチェ「ツァラトゥストラはこう言った」

ツァラトゥストラは こう言った 上 (岩波文庫)作者:ニーチェ,氷上 英廣岩波書店Amazon いつかは読もうと思いつつ、ずるずると時間が経ってしまったという名著。とうとう挑戦する時がきました。…しかし、読了しての正直な感想は一言。「全然理解できませんで…

「わかりやすさ」の落とし穴

人間はどうしても楽をしてしまう生き物でありまして、「わかりやすさ」というものを求めてしまいます。たとえば、長々とした文章を読むよりかは、短くまとめられた方がいい。100ページの書類を読むのであれば、1枚にまとめられた要約を読むほうがいい。 …

「当たり前」を学術的にたどる旅:ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄」

銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎 文庫 (上)(下)巻セットAmazon 同じ人間でありながら、生活や文化に差が生じるのはなぜか−。 単純な疑問でありながら、明確な回答を求められると詰まってしまう疑問の一つであろうと思います。なぜ、同じ人間なの…

情報源のあり方・接し方

ネットメディアがあれば、いわゆる「レガシーメディア」と呼ばれている新聞や雑誌、テレビなどの既存メディアは無くても十分という意見があります。確かに、ニュースサイトやブログ、あるいはフェイスブックといったSNSをチェックしていれば、レガシーメディ…

きょうは深夜1時まで働いて、翌朝8時にまた出勤というサディスティックな勤務スケジュール

分かったから会社に泊めてくれ・・・。

上司にガチで怒られてる音とかを売ればいいじゃない的な何か

奥さんが録音した俺のいびき音源、Gumroadで絶賛販売中(100円) これは売れる! …かどうかは分からないのだけれど、非常に面白い。このブログの著者であるごとう氏のネタはいつも面白い。もし世界のどこかに本物のいびきサウンズを探している人がいれば、き…

「爆弾低気圧」っていう名前もすごい

豪雨と暴風の影響はもちろん仕事に出たのだけれど、そのせいで無限増殖した雑務を潰すデスクワークが増えて胃痛になるという形での影響。

日本の「ニート」って実は「ノマドワーカー」なのではないかという話

「ニートブログ」と銘打ってブログを書いている人が多い。いくつかチェックしているのだが、舌を巻くような面白いエントリを書く人が多い。 さて、ニートといえば、ざくっと言えば働いてない人を指す単語だった。しかし、これらのブログを書いている人たちは…

夜勤終了で帰宅

人事部長に連れられて職場に新入社員が数人、ちらっと姿を見せた。初々しい。おれみたいに枯れた社員にはなるなよーと心から願うのでありました。

せっかくだし家計簿つけようぜ、という話

もともとマメな性格ではないので、呼吸と食事と排便以外であまり長続きしている習慣がない。しかし、唯一長続きしている習慣がある。それは家計簿だ。 もともと独り暮らしの貧乏学生をしていた時、逼迫した家計を何とかしようと本格的に始めたのがきっかけ。…

本日夜勤のため、夜更かし中

それ以前に昼間ずっと寝ていたため眠れないという。

隙間時間の有効活用

頭の痛い問題が多々あり、さらに頭が痛くなる。 それは時間の扱いかただ。有限の資源であるところの時間をいかにうまく使うか。自分は不器用で病的に意志も弱い人間なのでどうあがいても「やすきに流れて」しまうのである。 時間を生かして何をしたいのは読…

あえて紙に書くのもオツなものかと

スラッシュドット「タブレット端末上で読書、気が散ってしまう材料が多く集中力散漫になる」 自分はタブレット端末は使っていないのだが、PCで同じようなことに直面している。 仕事やプライベートを問わず、調べものをしたり文章を書いたりしていると、だ…

「新聞再生 コミュニティからの挑戦」畑仲哲雄

本文中にもあるが、今まで「新聞の危機」をテーマとする本の多くは、「新聞産業」が直面する問題を取り上げている。それに対し、この本はまず本来「新聞」という言葉が持つ意味をコミュニティでのアジェンダセッティングの中核と定義する。そして、地方紙と…

ネットへの記事配信について考えた自分用メモ

いわゆる紙メディア(新聞社)や放送メディアのニュースサイトに使われる記事は、一部を除いて本来の紙なり放送なりに向けて作られた素材だ。新聞であれば、紙面上に印刷される記事の素材を、そのままネット上に載せる。一方、新興ネットメディアはネット上…

速読の在り方を通して考える読書:「本の読み方 スロー・リーディングの実践」平野啓一郎

とても面白かった。おすすめ。 この本では、いわゆる速読に対し、あえてゆっくりした読書で本を血肉にしようという「スロー・リーディング」を提唱している。 なぜ「スロー・リーディング」かという議論から入り、森鴎外「高瀬舟」や三島由紀夫「金閣寺」な…

最後の護送船団としての新聞業界。しかしその船からはネズミが消えている:「新聞社 破綻したビジネスモデル」河内孝

発行は2007年。 もはや「マスゴミ」という呼び方もすっかり定着した感があるわけだが、なぜマスコミはここまで嫌われているのかというのを解き明かそうとすると、実はよくわからない私情が入り込んだり、ポジショントークになってしまったりで、理屈で説…

ネットにおけるニュース配信のあり方について自分用メモ

ネット上ではFacebookをはじめとして、Googleなど列強の影響が届かない「閉じられた系」において情報をやりとりすることが主流になりつつある。 誰でも閲覧できる従来の「開かれた系」は、Googleの天下。しかし、この系はいわゆる「フリーミアム」モデルに依…

非番だったが何もせず

特記案件はなし。寝てた。 ニコニコ生放送で「帰ってきた! 修羅と煉獄の通信業界ナイトみんなで動画観んな!の巻」を視聴。3時間超えの放送。やまもといちろう氏がだんだん酔っぱらってきて、かなり危ない話を繰り出すなど見応えのある内容でした。個人的…

わりとどうでもいいことではあるが

「読書は他人にものごとを考えてもらうことだ」というようなことを言ったのは、ショウペンハウエルだったかと思う。多読をしたものの、それで考えた気分になってしまい、結局は自分の考えがないということをいさめた言葉であると思う。 確かに読書は、その本…

「サブプライムローン問題とは何か」春山昇華

正直言って、金融のことはよくわからなかったりする。「金融」と聞いて真っ先に連想するのが「ナニワ金融道」な程度だ。 とはいえ、曲がりなりにも社会人をやっていると、たまに使わざるを得なかったのが「サブプライムローン」という言葉。もはやずいぶん昔…

毎日1つ、モノを捨てることの効用などなど考えてみた

何となく小物入れを開けてみたら、イヤホンがたくさん出てきた。現在使用しているものを除いても7本くらいあったかと思う。いろいろ悩んだが、1〜2本を残して廃棄することにした。 思えば、携帯音楽プレイヤーのほかに携帯電話、ICレコーダーに電子辞書。…

新装

いちからスタート。1からのデータ分析作者:古川 一郎,上原 渉中央経済グループパブリッシングAmazon