如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

宮元健次「神社の系譜 なぜそこにあるのか」(光文社新書)

なんだかいろいろと残念な本だった。 神田神社や大神神社、鹿島神宮に出雲大社、そして明治神宮や靖国神社まで、さまざまな神社について、「自然暦」という視点でそこにその神社がある理由を論じながら、かつてその神社を建てた人たちの思想に迫るという内容…

「あとで読む」はあとで読まないと思う

とても便利なサービスでありながら、うまく使いこなさないと振り回されるだけというサービスにソーシャル・ブックマークがあると思う。個人的には「便利だな~」なんて思っていながら、実はまず使っていない。理由としては、ブックマークが溜まっていくだけ…

竹光誠「日本人なら知っておきたい神道」(KAWADE夢新書)

日本古代史などを専門とする明治学院大教授が、題名にある通り「神道」について、細かくいろいろと教えてくれる本。面白い。 日本人の血の中に意識しようがしまいが流れている「神」という存在について、まずは太古の日本人が自分たちを超越する自然について…

越智道雄・町山智浩「オバマ・ショック」(集英社新書)

英語圏の比較文化研究者の越智氏と、映画評論家でコラムニストの町山氏との共著。オバマ大統領の誕生を中心にすえて、オバマが大統領に就くまでにいたる、アメリカ社会の変遷について、対談形式で考察している。といっても難しい内容ではない。 実際にアメリ…

ウィキペディアを敬遠する理由

仕事をする上で、もはやインターネットなしでの業務遂行は想像できない。すごーーくお世話になっている。しかし、一方でいくつか自分に課しているルールというものがある。そのうちの1つは、仕事ではウィキペディアを使わないということだ。 理由は実に簡単…