如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

隙間時間の有効活用

頭の痛い問題が多々あり、さらに頭が痛くなる。 それは時間の扱いかただ。有限の資源であるところの時間をいかにうまく使うか。自分は不器用で病的に意志も弱い人間なのでどうあがいても「やすきに流れて」しまうのである。 時間を生かして何をしたいのは読…

あえて紙に書くのもオツなものかと

スラッシュドット「タブレット端末上で読書、気が散ってしまう材料が多く集中力散漫になる」 自分はタブレット端末は使っていないのだが、PCで同じようなことに直面している。 仕事やプライベートを問わず、調べものをしたり文章を書いたりしていると、だ…

「新聞再生 コミュニティからの挑戦」畑仲哲雄

本文中にもあるが、今まで「新聞の危機」をテーマとする本の多くは、「新聞産業」が直面する問題を取り上げている。それに対し、この本はまず本来「新聞」という言葉が持つ意味をコミュニティでのアジェンダセッティングの中核と定義する。そして、地方紙と…

ネットへの記事配信について考えた自分用メモ

いわゆる紙メディア(新聞社)や放送メディアのニュースサイトに使われる記事は、一部を除いて本来の紙なり放送なりに向けて作られた素材だ。新聞であれば、紙面上に印刷される記事の素材を、そのままネット上に載せる。一方、新興ネットメディアはネット上…

速読の在り方を通して考える読書:「本の読み方 スロー・リーディングの実践」平野啓一郎

とても面白かった。おすすめ。 この本では、いわゆる速読に対し、あえてゆっくりした読書で本を血肉にしようという「スロー・リーディング」を提唱している。 なぜ「スロー・リーディング」かという議論から入り、森鴎外「高瀬舟」や三島由紀夫「金閣寺」な…