如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

2019-01-01から1年間の記事一覧

頭の悪い収益構造はいつになっても続くのではという話

いわゆるユーチューバー(笑)という言葉もいつの間にか一般化して、まあまあ反吐が出るわけだが、往々にしてそのほとんどが大食いしてみたりとか新商品食べたりとかそういうのに始まって、だいたい何かタイアップしたりとか、「ひも付き」であることが多い…

釜ゆでの時代に生きる

たまには自分の身辺の話から書き始めよう。 よくダメな組織やその中の人間を評論するときに「ゆで蛙」という表現を使う。自分が働いている組織がまさにそうで、社会の変革にまったく合わせることなく、会社のえらいおじいちゃんたちが昔の成功体験だけで経営…

とてもつきささるお言葉

安物のビデオカメラで糞みたいな低画質のホラー映画を撮り続けているおっさんの言葉ぶっ刺さったわほんま。映画[VHSテープを巻き戻せ!]より pic.twitter.com/s6a64O3n6i— ハンズ (@hands1985) 2019年6月10日 なんでもかんでもお金がかかる世の中、「ある…

「マスコミはオワコン」だなんて軽々しく発しちゃだめだよ、という話

ネットの発達で「新聞やテレビはオワコン」などと書いて悦に入ってる輩が実に多い。すべてが分かった気になって上から目線で書いている連中なわけだが、まあそういう言説はスルーしておくべきだろう。 ネットニュースで十分だという。ネット上で読むことがで…

忖度ばかりの組織で働いている

個人的な話だが、自分の働いている会社が忖度ばかりの組織で困っている。「忖度」といえば一時は流行語みたいな扱いをされ、方々で批判をされたものだ。が、自分が置かれている忖度ワンダーランドで生きていると、裏側や現場の人々の思いが手に取るように分…

やっぱり器用は損だよな、という話

最近、仕事場での仕事を器用にこなすことが得策ではないと感じるようになった。というのも、各方面から降りかかってくる仕事をこなしていると、「あいつはできるやつ」みたいな感じで無茶ぶりがどんどんと増えてくることが分かったからだ。 どこで誰か言い出…

「リア充を爆発させる」時代

非モテ人間が過激化して誕生した「インセル(Incel)」がアメリカで無差別テロをして社会問題化しているのはニュースの通り。 こういうインセルのような過激思想の緩いつながりが発生する土壌は、日本にもきちんと醸成されていると思っている。いつどこで「…

特記すべき案件なし

ダラダラと仕事をする自分にとって、よく言われる「締切効果」っていうのは割と効く対策なのだが、問題なのはその締切というのが、何かあったら実際に他人様に迷惑をかける締切でないとスイッチが入らないということ。よく自分自身で締切を設定しろという話…

昭和は終わらない

1カ月くらい仕事を休めていないので、午前中だけ休ませてもらった。ここまで働かないと回らない会社って、明らかに経営に失敗をしていて、違法な残業や休日出勤を強いることが前提ということは、そもそも倒産しているのと一緒なのだ。あ、もちろん残業代も…

タダで情報を求める貧乏人に社会が汚染される

お昼の地上波テレビ、「貧乏人に許される娯楽は憎しみと怒りだけ」という感じでとてもつらい— kentz1 (@kentz1) 2019年2月21日お昼のテレビ、憎しみや怒りをあおる番組ばかりなのだけれど、NHKがそれほどでもなく衛星放送がさらにマシで、お金を出せば出すほ…

生きるための危機管理上、店員さんには優しく接した方がいい

https://www.myprivatecomedy.net/entry/2019/02/21/073000www.myprivatecomedy.net 前も書いたことだけど、この記事でも書かれているように、店員に対して偉そうな態度をとるバカは損しかしない。同行者や周囲の人、そして店員さんなど360度方向に不愉快…

マスコミ論の難しさと複雑さと心細さと

マスコミが不要かどうかそういう議論については、論点の切り分けをしないといけない。 まず、ジャーナリズム論と新聞・テレビ・雑誌それぞれの企業経営の観点からの経営論。これを混同している議論が多い。ジャーナリズム論を語っていたと思うと、新聞社の経…

マスコミ批判には永遠にわかりあえない深い深い谷がある

gendai.ismedia.jp ずいぶんと投げやりな結論でいかがなものかという記事ではあるが、実際に新聞発行部数が激減しているのがよく分かる内容になっている。そこでやめとけばよかったのだろうが、無責任なオチになっているのはウケる。新聞記者OBの書いた記…

あおり運転する馬鹿は永遠にいなくならない

あおり運転による死亡事故が世間を大きく動かしているにもかかわらず、まだあおり運転をやめない連中が多い。逮捕される事案も定期的にニュースになる。 一体あいつらは何者なのだろうか。これだけ世間で問題に取り上げられ、犯人は悪玉としてたたかれている…

交通事故は馬鹿からいかに身を守るかなのだろうか

交通事故は自分が起こすことに気を付けるのはもちろんだが、いかに想像上のことをやらかす馬鹿による事故に巻き込まれないかが大事だと思うことが多い。自分がいかに気を付けていても、馬鹿にひき殺されてしまってはどうしようもない。自分は死んで、馬鹿は…

最近のはてなブログ界隈は勝間がちらちら視界に入ってきて落ち着かない

勘弁してくれ。まわりを不愉快にして平気な人 (青春新書インテリジェンス)作者:樺 旦純青春出版社Amazon

ネットの匿名悪玉論は一貫性がない

ネット上で匿名でどうのこうのということについて、本名(と自称している)の人が批判するのをよく見かけるけど、自分に賛同したり取り巻き腰巾着が匿名だと、それについては批判しない。要するに自分に盾突いている人間をたたきたいがために、匿名悪玉論を…

日本の消費者はやっぱり馬鹿だろ、という話

ふんわりとした違和感を覚えずにはいられない日々である。https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20190119-00111650/news.yahoo.co.jp ユニクロもそうだったけど、経営者として祭り上げられている表の部分もあればこういった下品な裏も出てくるの…

短くて分かりやすい文章が求められる社会って危ないと思うよ、という話

長い文章があまり読まれない社会になってきているらしい。文章も分かりやすさが求められているらしい。 そもそも長い文章を読めない人というのは、いつの世もある一定数は存在していたはずなのだが、スマホでいろいろといじって文章に触れる趨勢の中、それこ…

「脱社畜」の人が何か言ってますよ

「脱社畜」の人がなんか言ってますよ。dennou-kurage.hatenablog.com「脱社畜サロン」とかいう名前のオンラインサロンが炎上している。はじめに言っておくと、この炎上している脱社畜サロンとこのブログ(脱社畜ブログ)は何ら関係がない。脱社畜サロンと脱…

「長期キャリア形成のため」とかいう欺瞞

企業が「人が足りない人が足りない」といいながら、例えば「長期キャリア形成のため」などともっともそうなことを書けば、雇用対策法に引っかからないなどという欺瞞がまかり通っている時点で、人材なんて集まらないだろう。これは別に長期キャリアどうのこ…