如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

戦争は冷静に見た方がいい

 ウクライナ情勢が大変になっているが、もし日本に隣国が攻めてきたら「酒を飲んで話し合えば大丈夫」と言っていた手合いはどうしているのだろうか。ウクライナを支援する活動とかしてそうだけど。

 世間を見るに、圧倒的にウクライナ支持の声が多いが、ロシアを支持する人民も少なからず多く、日本国内も混沌としている。まあ、ここでウクライナがいいかロシアがいいかという議論はしない。

 が、どちらの勢力もその判断の源が、大局的な政治闘争の延長戦上としての軍事侵攻ではなく、現地から届く報道によるただのセンチメンタリズムに基づく賛成・反対の判断でしかない点は問題視した方がいい。

 彼の地では高度な情報戦が繰り広げられている。さらにはロシアはソ連時代からその手の手練手管を弄する国だった。もっとも、ずいぶんと最近はいい加減になっているようだがそれは置いておく。

 センチメンタリズムに基づく政治的判断は、情報戦によって左右されるわけであって、彼の地の人々をかわいそうとか感じるのはいいが、100%自分の価値判断に落とし込むのは一度呼吸を置いてからにしたほうがいい。情報戦に操られてしまう。

 まあ別にどうでもいいけど。