自分は別に北海道民ではないんだけど、ラジオ好きな自分としてはSTVラジオ「アタックヤング」は遠距離受信にチャレンジしたくなるような、高い評判が別地方に住む自分にも聞こえてくるラジオ番組であった。
Electric Horseman ElectroPhantasma Dave Grusin
デイブ・グルーシン「Electrophantasma」はこの番組のテーマ曲なわけだが、ニッポン放送「オールナイトニッポン」の「Bittersweet Samba」に負けず劣らずな、深夜の解放区を彷彿とさせる名曲だと思う。むかしの放送人は選曲がうまかったという。そう思う。
そして、この番組は今年、半世紀近い歴史にピリオドを打った。始めて続けるのは大変だが、終わらせるのは簡単だ。残念ではあるが、ラジオというメディアの象徴的な出来事なのかもしれないし、もっと言うと北海道という地域の今のありようを象徴しているような、そんな感じ。