如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

うなぎみたいな その2

 多分、頭の中に書きたいことや言いたいことはあるはずなのだ。いや、確実にある。しかし、それをうまく言語化できないところがうなぎみたいなんだと思う。ぬるぬるしてうまくつかめない。

 言語化に限らないのだが、頭の中にある思想を形にするのって、多分みんなが考えている以上に難しい。どんなにがんばっても、頭の中の10のうち1~2くらいしか表現できないなんてことはざら。ある人はエッセイにする。ある人は小説にする。別の人は詩にする。とある人は歌にして、別の人はそれを絵画にする。彫刻にする人もいれば舞踏で表現する人もいる。頭の中のもやもやを表現するのに形は関係ない。

 その表現手法について、頭の中のうなぎみたいなのと格闘し続けてきた人たちが、いわゆるアーティストだったり作家だったりするのだろう。いつか頭の中の10をめいっぱい表現してやろうと戦ってきたのだ。おれらみたいなチンカスがかなうわけがない。

 となれば、技法そのものを考えるより、その頭の中のうなぎの存在について考えるべきなんだろうな、と。

うなぎみたいな

 きょうも書くネタがない。それだけ頭を使っていないで過ごしてしまったということだ。

 とはいえ、とりあえずは毎日このブログを更新してみようと考えていることもあり、頭のどこか片隅には「何かいいネタねえかなぁ」などというもやもやした塊があるにはある。問題はそのもやもやがうまく活かされていないということ。考えているだけで、具体的に形や行動になることがない。そこまでつながらない。このぬるぬるしたウナギみたいなものをうまくつかめるようにしないといけないんだろうなぁ。

うなぎ

うなぎ

カテゴリー新設

 特記案件がないことが多いので、カテゴリーに「特記案件なし」を作る。このカテゴリーの時は、そのほかのカテゴリーにも増して、まったくもって内容が皆無という記事になることだろう。

 だいたい、自分のようなクズ人間が毎日そこそこ読めるような記事なんて書けないし、そりゃあ他人の悪口で凌ごうということにはなるというもの。いやはや。

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