如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

不安を煽る商法ってあるなあ

 何かモノを売りつけたい時は、買い手になると思われる人の不安を大いに煽ることが多い。広告の売り文句なんてそういうのばっかりなわけで、そういう広告を見て不安を感じた時は気をつけるべきだろう。まんまと売り手にのせられてしまっているということだ。

 これまでは短いフレーズでばしっと不安を煽られるというのが多かったのだろうが、今は延々と巧妙に見えないように不安を煽ってモノを買わせるみたいな悪徳商法が見られるので、やっぱり気をつけていかないといけないのだなあと思う。

悪徳商法 わざと引っかかってみました

悪徳商法 わざと引っかかってみました

「半額」

 食費がふくらんできていたので、ここ1カ月ほど、閉店間際のスーパーやドラッグストアにいって、半額~2割引のシールが貼られているパンやおにぎりを漁るという生活をしている。おかげで食費がだいぶ節約できているのだ。たかだか1日くらい賞味期限が越えてしまうくらいで半額になるってんだから、バカ食事上等の自分としてはこれを活用しない手はない。

 というわけで、夜勤務のレジの兄ちゃんに顔を覚えられそうなくらい、半額目当てで通ってるわけである。

ネット上に輝いていた光は蜃気楼だった、という話

 某外国の偉い人がネットの偽ニュースに釣られるとか、国内では大手がこぞって運営していたパクリサイトが炎上して軒並み撤退とか、ネット界隈が騒がしい年末である。これからのネット界隈を考える上で、ネット上に出回る情報の真偽そのものに関する議論が出てくるようになるだろう。それは「リテラシー」などという陳腐なお笑いワードではなく、もっと根源的な目利きというか、そもそも情報に対するアプローチの考え方そのものなのだろう。

 ネットが真実や隠れた事実を伝える万能の神のように持ち上げられていた時期があったけど、それはすっかり幻であり蜃気楼であり、むしろ毒素を吹き出す底なし沼だった訳で、歩くたびにHPが減るというやっかいな空間になってしまった。これは洋の内外を問わず、そういう段階にきている。

 結局、情報を摂取する元が印刷されたメディアだろうが、ネット上のメディアだろうが関係ないというところに戻ってくる。どこで発掘されようと宝石は宝石だし、乾燥した糞は糞に過ぎない。乾燥糞を手にして喜んでいる人のいかに多いことか。

 いろいろ深く考えていかないといけない。

インターネットはからっぽの洞窟

インターネットはからっぽの洞窟