如何ともしがたい何か

便所の壁に殴り書き

「脱社畜」ムーブメントがカネになる時代に

『脱社畜の働き方』という本を書きました - 脱社畜ブログ

 「脱社畜」というアングルで議論するムーブメントが、お金につながるようになってきたということだろうか。

 会社など組織で働くこと以外に収入の道を求めるという意味では、このように「脱社畜」の議論を巻き起こしてマネタイズにつなげるというのは、至極まっとうなビジネスモデルだろう。

 このあとはどうなるかわからないが、二匹目のドジョウを狙うように同じマネタイズを画策する人たちがでてくるだろうと思う。

 もちろんそれによって、日本の悪しき労働環境を考えなおし、よりよい方向へ持っていく機運が高まればいいなという期待はできるかもしれないがどうだろうか。

 日本の労働問題を考える「脱社畜」というキーワードも、成功者の金儲けのための消費財に成り下がったのかなあという気もする。こうやって二極化は進むのかなあ。

 いずれにせよ、社畜批判本で社畜からお金をいただくという面白ビジネスモデル。